Udemy講座を作った体験談④:次男と向き合いながら収録した1か月の話
「スライドができたら、あとは収録だけ」
最初は、そう思っていたのですけどね…。初めの作業故に、中々苦戦しました。
前回の記事では、スライド作成に1ヶ月半かかった話を書きました。
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スライドが完成したら、次は収録・編集・入稿です。私の場合は、3つのステップをトータル約1ヶ月で走り切りました。
ただ、この時期が4ヶ月の制作期間の中でおそらく一番しんどかった1か月でした。
「今日はもう無理だ」と思った日もいくつかあります。
本記事を読めば、収録でつまずきがちなポイントと、そこから抜け出した方法が分かります。
この記事をかいた人(サラット)

- 都内在住の二児(長男3歳・次男0歳)の父
- 教育業界にて会社員歴13年目
- 育休を2回取得(1回目:1か月、2回目:6か月)
- 営業職→企画職へ転職&フルリモート勤務を実現
- 年間の読書量は50冊以上
- 詳しいプロフィールは”コチラ”
収録スタート:子どもの夜泣きで寝不足の早朝作業

まず、計画通りにはいきませんでした。
というより、序盤から描いていた目論見が完全に崩れました。
スライドが完成したのは、1月下旬のこと。
当初は「週末に丸1日ガッツリ時間をとって、1〜2日で一気に収録と編集を終わらせよう!」と考えていました。
スライドさえできれば、あとは喋るだけだと思っていたからです。
しかし、その甘い目論見はすぐに崩れ去ります。
なぜなら、収録を始めた頃、子どもの夜泣きが続く時期と重なったからです。
夜中に子どもが目を覚まして、夫婦で交代で寄り添いながら、また眠れない夜の繰り返し。
寝不足の状態で、早朝にマイクの前に座る日々でした。
子どもの声が収録に入ってしまって、最初から録り直す日も…
「あーーー今日は無理だ…」
そう思って机を離れた日が、何回かあります。
一方で、夜泣きが明け方の絶妙なタイミングに重なって、「そのまま、作業してしまおう」と机に向かった日も何度かありました。
それが思いのほかはかどって、「今日は収録が進んだ」と感じる日も。
計画通りにいかない状況を、なんとか逆手に取るしかありませんでした。
フリートークを目指したら、全然話せなかった

もう一つ、壁がありました。収録の方法です。
私のメンターはUdemy講座を出していて、スライドを見ながらフリートークでしゃべるスタイルです。
「私も真似しよう」と思っていたのですが、これが想像以上に難しかったです。
特に苦戦したのが、自分自身の話や制作動機を語るパート。
自分のことは自分が一番よく知っている。でも、聞いている相手は何も知らない。
このギャップを埋めずに話すと、「言葉が足りない」「話が飛んでいる」という状態に陥ります。
さらに、収録したものを聞き返すたびに、「えー」「あー」という無駄な言葉の多さや、不自然な間など、自分の話し方の癖に直面。
「うわ、自分ってこんなに喋るの下手だったの…?」と編集作業のたびに力不足を感じ、「これダメだなあ…」と落ち込むことの繰り返し。
「このまま続けてもいいのか」と思い始めた頃、一つのやり方を試してみました。
構成をメモ欄に:収録が変わり、入稿まで走り切る

考えついたのが、骨子をそのままスライドのメモ欄に貼りつけるという方法でした。
練りに練って作っていた構成は、言いたいことが整理された状態になっています。
それをスライドのノートエリアに貼って、収録中にいつでも参照する。


「スクリプトを読み上げる」のではなく、「骨子を土台にしながら、自分の言葉でフリートーク」する。
この方法に切り替えてから、収録がグッとスムーズになりました。
収録そのものも、週を追うごとに慣れていきました。
1週目は言いよどみも多く、テイクの撮り直しも普通でした。
2週目には、少し慣れてきました。
3週目には、収録スピードが明らかに上がっていました。
編集も同じです。
序盤は自分の声を聞き返すのが苦痛で、「間が悪い」「下手だな」という感想ばかり。
でも後半になるにつれ、「まあこれでいっか!」という判断が早くなりました。
たとえば、「間の悪さ」は、聞く側にとってはさほど気にならないと気づいてから、ずいぶん楽になりました。
収録・編集をひと通り終えたのは、2月に入ってからのことです。
最後の入稿は、約1週間で完了。骨子もスライドも収録も、すべて終わっている状態でのラストスパート。
- 動画のアップロード
- アイキャッチ画像の作成
- 価格設定
- コース紹介ページの作成 などなど
意外とやることが多くて、「まだこんなに残ってたか」という驚きはありました。
とはいえ、ここまで苦しい期間を乗り越えてきただけに、「できない」という感覚は一切ありません。
そして、遂に2026年2月23日。入稿をすべて完了させ、Udemyへ提出しました。
4ヶ月分の疲れと静かな達成感。ここから先はUdemy側の審査を待つだけ。
ようやく肩の力が抜けました。
収録・編集・入稿作業を振り返って

「あーーもう無理!」
あの収録の頃、何度この言葉が頭をよぎったか分かりません。
夜中に子どもに寄り添って、眠れないまま早朝のマイクの前に座って、声が入ったら録り直して…
当時は「こんな状況で続けられるのか?」と本気で悩みました。
でも振り返ると、あのしんどさの中でもちゃんと前に進んでいたのは間違いありません。
「無理だ」と思いながらも机を離れなかった日があった。
早すぎた朝に「どうせなら」と収録を始めた日があった。
フリートークで行き詰まって、骨子をメモ欄に貼るというやり方を見つけた日があった。
どれも、事前に計画していたことではありません。その場で考えて、動いた結果でした。
完璧な環境じゃなくても、コンテンツは作れる。育児と本業を並行しながらでも、積み上げることはできる。
この確信は、あの苦しかった1ヶ月を通り抜けたからこそ得られたものでした。
まとめ:完成はゴールじゃなくて通過点

テーマ決定から骨子作り、スライド、収録、編集、入稿。
4ヶ月を走り切って、ようやく講座が世に出る形になりました。
動きながら形にできたという事実は、環境が整うのを待っていた頃の自分には想像もできなかった景色です。
育児や本業と並行しながらコンテンツを作ろうとしている方がいれば、完璧な環境を待つ必要はないと、実感を込めて伝えたいです。
ただ、完成した時点では「売れる」実感はまだありません。
4ヶ月かけて作り切ったその先に何が待っているのかは、リリースしてみないと分からなかったからです。
次の記事では、リリースして初めて見えた景色を書きます。
収益・スキルの定着・本業への波及などなど。
「やってよかった」と言える理由が、想定よりずっと多くありました。
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