Udemy講座を作った体験談①:普通の会社員が講師を目指した理由とテーマ決定の話
副業をやりたい。家族との時間も取りたい。でも、仕事が終わらない…
そんな悩みを抱えつつ、ずっと本業だけを走り続けてきた会社員が、ある夜に背中を押されてUdemy講師になるまでの話です。
2026年2月、私はついに自分のUdemy講座をリリースしました。 「残業を減らして、自分の時間を取り戻す」をテーマにした講座です。
でも、ここまで来るには、いろんな道のりがありました。
あるメンターから思いもしなかった言葉をもらって、テーマ探しで迷走して、作り始めたら少しずつこだわりが出始めて…。
最初の一言から約4ヶ月かけて、ようやく世に出すことができました。
本記事では「なぜUdemy講座を作ろうと思ったのか」という動機の話を、等身大で書き残しておきたいと思います。
- なぜ普通の会社員がUdemy講師になろうと思ったのか
- テーマが決まらない迷走期をどう抜け出したのか
- 「これなら語れる」と確信できた瞬間の話
もし今、あなたが会社員でUdemyに興味があるけど…
「何をすればいいか分からない」「ブログは書いてるけど、この先どう進めばいいか見えない」と感じているなら、少しでも参考になれば嬉しいです。
因みに、今回の話のきっかけになったUdemy講座はコチラ。

この記事をかいた人(サラット)

- 都内在住の二児(長男3歳・次男0歳)の父
- 教育業界にて会社員歴13年目
- 育休を2回取得(1回目:1か月、2回目:6か月)
- 営業職→企画職へ転職&フルリモート勤務を実現
- 年間の読書量は50冊以上
- 詳しいプロフィールは”コチラ”
新宿の夜道で言われた「Udemy、どう?」

きっかけは、普段から副業活動でお世話になっている私にとってはメンターみたいな方が主催してくれた2025年秋のオフ会です。
軽く紹介しておくと、この方はブログ発信・Kindle・Udemyを組み合わせて、ベストセラーを何度も獲得。
さらにそこから自分の商品を作り、着実にビジネスを育ててきている方です。
発信内容に再現性があって「自分にも当てはまる、しっくりくる」と感じられる。
だから情報を追い続けてきました。
私にとって”半歩先をリアルに歩いている先輩”という存在です。
その方に毎週活動報告をしながら、ブログ記事を30本ほど積み上げてきた時期のことです。
「次、どうしよう」が頭の中でぐるぐるしていた
その頃はちょうど「次のステップが見えない」と感じ始めていた時期でもありました。
ブログ記事は積み上がってきた。
でも「このままブログを書き続けていくだけでいいのか」「何か別のコンテンツを作るべきなのか」が、全然見えていなかったんです。
そんな煮え切らない気持ちを抱えたまま参加したオフ会でしたが、会場には私以外にも副業で活動している人たちがいました。
- すでに自分の商品を持っている人
- コンサル経験がある人
- 情報発信を昔からしている人
- 自分にはない特別な強みや経験値を持っている人…
副業を始めてまだ半年も経っていない、ずっと本業一本でやってきた私からすると、だいぶ先を歩いている人ばかりに見えました。
「焦らなかったか」と聞かれれば、正直、焦りました。
「私には今、会社の肩書きしかない。それが剥がれたら何が残るんだろう」という問いが、頭の中をよぎっていました。
夜道で、一言もらった
オフ会が終わった後、メンターの方は新宿近辺のホテルに宿を取っていて、最寄り駅が近い私は途中まで一緒に歩きました。
少し静かになった夜道で、ふと言われたんです。
「Udemy、出してみたら? 会社でそこそこ経験も積んできてるんだし。ずっと本業に向き合ってきたからこそ、話せる内容があるんじゃないの?」
その瞬間、私の頭に浮かんだのは「思いもしなかった」という戸惑いでした。
え? 私が? Udemy講師なんてできるのか!?
というのも、私自身がUdemyのヘビーユーザーでExcel、RPA、高度な専門スキルを持った講師たちが教える場所という印象があったから。
でも、その方の教材を何度も購入して、信頼してきた人が「できる」と言っている。
「私の中に、何か発信できるものがあるってことなのか…?」
自分ひとりだったら、絶対に踏み出せなかった一歩。
でも、その夜道でもらった言葉を信じて、「とりあえずやってみるか」と腹を括りました。
「何を作ればいいか」が全然決まらない迷走期

「よし、やるぞ!」と決意したものの、ここから本当に迷走しました。
私はいったい、何を教えられるの?という問いに、なかなか答えが出なかったんです。
正直に言うと、この迷走の本質は「何を教えるか」ではなくて、もっと根本的な問いでした。
自分が発信できることと、市場ニーズが重なるところが、どこなのかわからない…
ニーズはなんとなく見えている気がする。
でも「それを自分が発信するのは違うな」とか、
「面白くないな」「語れるほど自分のものになっていないな」という感覚がぬぐえない…
逆に、自分が語りたいことには「これって需要があるのか?」という不安がつきまとう。
この”ずれ”を埋められず、頭の中で迷走し続けていました。
いくつかテーマを考えるも、全部どこかしっくりこない
たとえば、頭の中でいくつかのテーマを考えては、「でも…」とつまずく繰り返し。
「Notionの使い方? 使ってはいるけど、使いこなせてるわけじゃないし、語れないな…」
「AI活用? 勉強はしてるけど、まだ自慢できるほどの成果が出てない…」
「習慣継続? 頑張ってきてるけど、うまくまとまらない…」
どれもピンとこない。しっくりこない。
「結局、私の軸って何なんだろう」という問いが、ぐるぐると頭を回り続けていました。
迷走を抜けようと、とにかく行動しまくった
ただ悩んでいても仕方ない、と思ってとにかく動いてみました。
まずやったのが、マインドマップを使ったブレインダンプです。
「自分ってどんな人間か」「何に詳しいか」「何を語れるか」を、とにかく千個ぐらい書き出してみました。

脳の中身を全部吐き出すイメージで、恥ずかしいことも、小さなことも、関係なく。
次に、妻に聞いてみました。「私って、何が語れそうに見える?」と。
自分では気づいていない強みや特徴を、身近な人は意外と客観的に見ているものです。
さらに、Udemyを実際に調べました。どんな講座があるか、どんなジャンルが人気なのか。
「自分が発信できそうな内容がないか」「ちょっと切り口をずらせば発信できそうなものはないか」を探しながら、自分の体験と重なる部分を書き出していきました。

一言で言うと、「自分との対話」を徹底した期間です。
妻にも手伝ってもらいながら、外からの視点も借りながら、ひたすら自分の中にあるものを掘り起こし続けました。
行き着いた答え—「自分が昔から一番困ってきたこと」
そうやってひたすら自分を掘り下げていくうちに、一つの気づきがありました。
「すごいポジションを目指さなくていい。身近で、再現性があって、自分が本当に苦労してきたことを語ればいい」
私がそうなのですが、最初からうまくできていた人の話って、あまり刺さらないんですよね。
「その人だからできたんでしょ」と思ってしまう。
でも、最初はできなくて、いろいろ試行錯誤して、少しずつ乗り越えてきた話は素直に受け取れる。
自分自身がそういう話に救われてきたし、だからこそ自分も”経験”で語りたいと思いました。
私が過去・長年、一番頭を悩ませてきたのは「残業」と「時間の捻出」です。
副業をやりたい、家族との時間を取りたい、でも仕事が終わらない。その悩みをなんとかしようと試行錯誤を重ねてきた。
気づいたら、この悩みに関する本を読んでは、Notionにメモを溜め込んでいました。
500枚以上のメモが残っていたのも、「いつかこの悩みを誰かの役に立てたい」という思いが無意識にあったからかもしれません。
この辺の話は、実はUdemy講座の中でも制作背景として語っています。
「あ、これなら胸を張って語れる」 そう気づいた瞬間、ようやくテーマが見えてきました。
本当に通用するのか?ヒアリングという実験

テーマの方向性が固まってきたら、次は「これって本当に需要があるのか?」を確かめたくなりました。
そこで、かつての職場の同僚や知人に声をかけて、話を聞かせてもらいました。
「残業でなかなか自分の時間が作れなくて悩んでるんだよね」という話題を振りながら、自分がこれまでやってきた工夫も正直に話してみました。
「こういう考え方で残業を減らしてきたんだよね」
「時間を作るためにこんなことを試してきた」
すると、話を聞いていた相手の反応が明らかに違ったんです。
「それ、すごい分かる!」「もっと聞かせてほしい」「そういう方法があったのか」と。
自分にとっては当たり前に積み上げてきた試行錯誤が、同じ悩みを抱えている人には「刺さる話」になっていた。
「あ、これは届けられる。自分が発信したいことと、相手が欲しいものが一致してる」
そう確信できた瞬間、迷いがスッと消えました。
予想以上の手応えだったので、結果的に何人もの知人・同僚に同じ話をする機会を重ねることになりました。
その一つひとつの反応が、「やっぱりこれで行こう」という確信を積み上げてくれました。
過去の自分が悩んできたことを、今まさに同じ悩みを持っている人に届ける。
今回の講座のコンセプトの大本です。
あの夜道の一言が、今になって分かること

Udemy講座を無事リリースした今、改めてあの夜道の一言を振り返ると、当時は気づいていなかった意味が見えてきます。
「本業に向き合ってきたからこそ、話せる内容があるんじゃないの?」
あのとき私は「戸惑い」として受け取っていましたが、今思えば、このメッセージの本質はもっとシンプルなことだったと思います。
本業に本気で向き合ってきたからこそ、同じ立場の人の気持ちが分かる。それが武器になる。
組織で働く会社員は、この世の中にたくさんいます。
「残業が減らない」「断れない」「効率化しても仕事が増える」
そういう悩みは、会社員として本気で仕事と向き合ってきた人間だからこそ、本当の意味で理解できる。
ただ「知っている」のではなく、「自分もそこで苦しんできた」という経験が、語る言葉に重みを与えてくれる。
私のUdemy講座は会社員向けのテーマです。そう考えると…
ずっと本業に真剣に向き合ってきたことは、弱点ではなく、むしろ一番の強みだったんだと、今は思います。
あの夜道で「え?私が?」と戸惑ったあの感覚は、今振り返ると「自分にはまだ何もない」という不安の裏返しでした。
でも、その不安を抱えながらも走り続けてきた本業の経験こそが、講座の核になった。
戸惑いは、自分の強みに気づくための入口だったんだと、今は少し誇らしく思います。
動機が固まった。あとは、やるだけ

こうして動機が固まり、テーマが決まり、ヒアリングで”通用する”という確信も持てました。
迷走もヒアリングも、すべてが「準備」だったのだと、今は思います。
もしあなたの中にも、「いつか形にしたい」という想いがあるなら。
特別なスキルも、大量のインプットも、最初は必要ありません。
まず「自分が昔から一番困ってきたこと」を探すところから始めてみてください。そして、同じ悩みを持つ誰かに、その経験を話してみましょう
その反応が、きっと答えを教えてくれます。
とはいえ、動機が固まってからが、また新たな戦いの始まりです。
骨子を作る、スライドを作る、収録する、入稿する…
「やること」の全体像が見えた瞬間、正直、気が遠くなりました。次回は、その制作の裏側をまるごとお届けします。
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- AIや時短術を学んでも「結局、忙しさは変わらない」と無力感
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