【実体験】子育て世代の人生好転術”リモートワークのメリット・デメリット”

仕事と家庭に追われ、満員電車で往復する毎日で、自分の時間を見失っている…
疲れた顔の先輩を見ると、このまま出世するキャリアに疑問を感じる…
家族が大切だからこそ、「少しでも一人時間がほしい」でも、誰にも言えない…
その悩み、痛いほど分かります。この記事を書いている私自身が、3年前にあなたと全く同じ状況にいましたから…
この記事では、リモートワーク歴が5年以上の私が、リアルなメリット・デメリットを徹底解説します。
良い点だけでなくイマイチな点も本音で紹介。

今の働き方に少しでも疑問を感じ、自分の人生を取り戻したいと願う方は、ぜひ参考にしてくださいね。
この記事をかいた人(サラット)

- 都内在住の二児(長男3歳・次男0歳)の父
- 教育業界にて会社員歴12年目
- 育休を2回取得(1回目:1か月、2回目:6か月)
- 営業職→企画職へ転職&フルリモート勤務を実現
- 年間の読書量は50冊以上
- 詳しいプロフィールは”コチラ”
結論:仕事も家庭も両立するならリモートワーク一択!

過去の私のように、仕事と家庭の両立に悩み、キャリアの先行きに不安を感じているなら、結論は一つ。
会社に縛られず、時間と場所を自分でコントロールできる「リモートワーク」という働き方を、本気で目指すべきです。

あなたの人生を好転させる最も確実な一手になります。
- そもそも「リモートワーク」とは?【オフィスワークとの違い】
-
本記事で語る「リモートワーク」とは、単に「家で仕事ができる」という話ではありません。
あなたの人生の主導権を会社から自分に取り戻すための「手段」です。
まだイメージが湧かない方のために、これまでの「オフィスワーク」と「リモートワーク」の違いを表にまとめいます。
比較項目 オフィスワーク リモートワーク 働く場所 会社に固定 自宅
カフェ
コワーキングスぺスなど自由通勤時間 必須(30分~1時間半) ゼロ 時間の使い方 会社時間に束縛される 自分で裁量を持ちやすい 人間関係 強制的(上司、同僚) 必要最低限+自分で選べる 緊急時対応 休むしかない 中抜けなどで柔軟に対応可能
リモートワークの良かったところ(メリット)

私がリモートワークを続けてきて良かったところを全部で10個紹介します。
【お金】驚くほど貯まる!月5万円以上が浮く金銭的メリット

リモートワークは、金銭的に大きなメリットがあります。
私の場合、毎日の外食ランチ代や飲み物代、会社の飲み会費がなくなることで、我慢せずとも年間60万円以上が自然と貯まるようになりました。
このお金の余裕は、諦めていた家族旅行や将来のための自己投資を可能にし、あなたの人生の選択肢を大きく広げるでしょう。

特に外食ランチが減ったので、ATMへ行く回数がめちゃくちゃ減りました。
【家族】「いってらっしゃい」と「おかえり」を毎日言える生活

リモートワークは、家族と過ごす時間を劇的に増やしてくれます。
通勤時間がなくなることで朝と夜に圧倒的なゆとりが生まれ、子どもの支度を笑顔で手伝ったり、家族全員で食卓を囲めたりするようになります。
そんな何気ない日常の積み重ねが、夫婦の絆を深め、子どもに大きな安心感を与えるでしょう。

家族と食卓を囲むことは勿論、保育園の送り迎えにもゆとりを持って対応がしやすいです。
【家族】子どもの「もしも」に即対応できる安心感

リモートワークは、子どもの急な発熱といった「もしも」の事態に、仕事を調整してすぐに対応できるという絶大な安心感をもたらします。
「何かあったら自分が駆けつけられる」という心の余裕は、何物にも代えがたいものです。
妻だけに負担をかける心苦しさ、会社に何度も頭を下げる罪悪感からも解放され、心穏やかに仕事と家庭に向き合えるようになります。

夫婦そろってリモートワークができるのであれば、更に柔軟に対応できるようになります。
【仕事】邪魔されず、生産性が爆上がりする

リモートワークは、あなたの仕事の生産性を劇的に向上させます。
オフィスでの不要な声かけや雑談がなくなり、自分の業務に完全に没頭できるからです。
この集中環境は自分の能力を最大限に引き出し、仕事が早く片付くことで残業削減は勿論、会社からの評価にも繋がります。

チャットの通知を全てオフにすれば、集中力は爆上がりです(急ぎなら電話が掛かるので)
【自分】自分のペースで心身をコントロールできる

リモートワークは、自分のペースで心身をコントロールできるという大きなメリットをもたらします。
オフィスのように常に誰かの目を気にするストレスから解放され、疲れたら仮眠をとる、集中できる午前中に一気に仕事を片付ける。
すべて自分の裁量で働けます。
これにより心と体のリズムを自分で取り戻し、一日を通して穏やかな気持ちで過ごせるようになります。

集中できないときは、寝室に駆け込んで10分の仮眠でチャージするのが私の回復術です。
【自分】失われた「自分の時間」が手に入る

リモートワークは、あなたに失われた「自分の時間」を取り戻してくれます。
往復の通勤時間や減った残業時間によって、1日に2〜3時間、年間では700時間以上もの自由な時間が生まれるのです。
この時間は、資格の勉強や副業といった自己投資、あるいは趣味に没頭するために使えます。
それはまさに、仕事や家庭に追われて諦めていた「もう一人の自分」に再び出会うための、貴重な時間となるでしょう。

自己投資は勿論、健康のため「睡眠時間の拡充」に充てるのも良いと思いますよ。
【健康】満員電車のストレスから解放される

リモートワークは肉体的・精神的な苦痛である通勤、息が詰まるような満員電車やいつ終わるとも知れない交通渋滞から解放します。
この朝の心の平穏こそが、1日のパフォーマンスを最大化する鍵です。
消耗だけの時間からの解放は、日々のストレスを軽減し、将来の心身の健康を守るための、最高の自己投資と言えるでしょう。

30代になって、通勤の有無で午前中のパフォーマンスが全く違うと感じる今日この頃です。
【住まい】「会社の近く」という呪縛からの解放

リモートワークは、あなたを「会社の近く」という住まいの呪縛から解放します。
会社の都合ではなく、「家族にとって最適な場所」を基準に住まいを選べるようになります。
例えば同じ家賃でも、より広く、自然が豊かな郊外で子どもをのびのびと育てるといった、理想のライフスタイルが実現可能です。

多少駅から遠くても、リモートワークなら関係なくライフスタイル重視で賃貸を選べるようになります。
【人間関係】不要な飲み会ストレスがゼロに

リモートワークは、あなたを義務感の人間関係から解放し、ストレスを激減させます。
会社の飲み会が激減するため、これまで付き合いで失っていた貴重な時間とお金を、本当に大切にしたい家族や友人のために使えるようになるのです。
性格が合わない上司や同僚と無理に愛想笑いを浮かべる必要もなくなり、その時間で家族とゆっくり夕食を楽しめる。
この変化は、想像以上にあなたの心を軽くしてくれるはずです。

「お誘い」を断わるために使っていたエネルギーも、節約できるようになりますよ。
【精神】「たまの出社」が最高のスパイスになる

リモートワークは、たまの出社を最高のスパイスに変えてくれます。
毎日通う「義務の場所」だったオフィスが、たまに訪れる「交流の場」へと変わるのです。
同僚との何気ない雑談が良いリフレッシュとなり、仕事へのモチベーションの再燃と新しい発想が生まれるでしょう。
これにより、孤独を感じることなく、常に新鮮な気持ちで仕事に取り組むことができます。

普段が在宅だからこそ、出社の価値が上がります。会議もイイ感じで盛り上がります。
リモートワークの気になったところ(デメリット)

私が実際に感じたデメリットは下記の通りです。
オンとオフの境目がなくなり、無限に働いてしまう

リモートワークの懸念点は、仕事とプライベートの境目が曖昧になりがちな点です。
しかし、これは「自分の裁量で仕事時間を完全にコントロールできる」という最大のメリットの裏返しでもあります。
オフィスのように周りの目を気にせず、「19時にはPCを閉じる」といったルールを決めておけば、気兼ねなく仕事を終えられます。
オンオフの管理という自己責任は伴いますが、人生の主導権を握り、オフィスよりも自由で生産性の高い時間の使い方が可能になります。

惰性で動かずに、メリハリを持って働くことが重要だと考えます。
深刻な運動不足に陥る

リモートワークでは通勤がなくなるため、意識しないと一日中座りっぱなしになり、深刻な運動不足に陥りがちです。
しかし、このデメリットは「健康を主体的に管理できる」という大きなメリットに転換できます。
これまで無意識に費やしていた通勤時間は、いわば「強制された質の低い運動」でした。
これからは、その時間を丸ごと、ジョギングや筋トレといった「自分が本当にやりたい質の高い運動」に充てられます。
体を動かす機会を自分で作る必要はありますが、それは「健康を主体的に管理する」ライフスタイルそのものです。

夕方のジョギングでは会社から帰宅途中の方とすれ違うのでちょっとだけ優越感に浸れます。
不適切な仕事環境で、肩や腰を痛める

自宅のダイニングチェアなど、仕事に適さない環境で長時間作業することで、肩こりや腰痛に悩まされることがあります。
しかし、これも見方を変えれば「自分史上最高の仕事環境」を手に入れる絶好のチャンスです。
質の良い椅子やデスクへの投資で、会社から与えられた環境よりも快適で、集中できる理想の仕事場を作り上げることが可能です。
これは、自身のパフォーマンスを最大化するための、最も効果的な自己投資と言えるでしょう。

私もリモートワークをきっかけに高級オフィスチェアを使うようになりました。超オススメです。
「ちょっといいですか?」が言いにくいコミュニケーションの壁

リモートワークでは気軽に声をかけにくく、コミュニケーションの壁を感じる、という不安はよく聞かれます。
しかし、これは「コミュニケーションに本気で投資している優良企業」を見極めれば解決することは十分可能です。
この課題があるからこそ、先進的なリモートワーク企業は、コミュニケーションの壁を壊すために様々な工夫を凝らしています。
- 高性能なチャットツールを導入している
- 雑談専用のチャンネルを設けたり、時間を確保している
- バーチャルオフィス(メタバース)を活用している 等
ですから、リモートワークの職場で働きたいと思ったときに心配すべきは壁の存在そのものではなく、
「その壁を壊す工夫をしている企業かどうか」を見極めること。
そうした視点で企業を選べば、オフィス以上に円滑な人間関係を築くことも十分に可能なはず。

私はバーチャルオフィスで働いていますが、気軽なコミュニケーションはかなり取りやすいです。
リモートワークをオススメする人・オススメしない人

リモートワークをオススメする人としない人は次の通りです。
オススメする人 | オススメしない人 |
家族との時間を何よりも大切にしたい人 通勤ラッシュの苦痛から解放されたい人 一人の環境で深く集中したい人 貯蓄を増やしたい、家計を改善したい人 飲み会が苦手で、人間関係を選びたい人 理想の場所に住みたい人 副業や自己実現の時間を確保したい人 自分の体調や気分に合わせて働きたい人 夫婦で子育てに柔軟に対応したい人 自己管理能力があり、自由な環境で輝ける人 仕事の成果で正当に評価されたい人 | オンとオフの切り替えが苦手な人 誰かに管理されないと仕事が手につかない人 仕事の過程も評価してほしい人 意識的に運動する習慣がない人 仕事環境への自己投資に抵抗がある人 テキストでのやり取りが苦手な人 常に誰かと雑談しながら仕事を進めたい人 手取り足取り教えてほしい段階の人 会社のハイスペックな設備がないと困る人 仕事とプライベートを完全に分けたい人 職種柄、現場を離れられない人 |
リモートワークでは、仕事と家庭の両立に悩み、自分の時間を見失っている人が、「時間」という最も貴重な資産を取り戻せます。

特に「仕事も家庭も、そして自分の人生も諦めたくない」と強く願う人には、絶対オススメです。
この記事のまとめ

仕事、家庭、キャリア、自分の時間。これら全てに悩み、身動きが取れなくなっているなら、結論は一つ。
今こそ「リモートワーク」という選択肢を本気で検討すべきです。
失われた時間を取り戻し、家族との絆を深め、仕事のパフォーマンスも上げる。そんな理想の働き方は、夢物語ではありません。
この記事で解説したように、デメリットはすべて対策可能です。

とはいえ、「いきなり転職は不安…」と感じるかもしれません。
大切なのは、焦って行動するのではなく、まず正しい知識と考え方を身につけること。
私が転職を考えた時に道しるべとなった2冊の本の書評を読めば、あなたが次に何をすべきか、そのヒントが見つかるかもしれません。



あなたの人生が、今日この瞬間から好転し始めることを、心から願っています。