【書評】「もう時間がない」と嘆く前に”自分の時間を取り戻そう”
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サラットのブログ
【働きながらの勉強がきつい人へ】削らずに続ける時間の守り方
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資格の勉強とかしたいけど、働きながらだと時間がなくてきつい…
仕事、家事や育児に追われて、全然勉強できていない…
このままで自分の将来は大丈夫なんだろうか…
学生時代と違って社会人になると、資格や読書といった勉強時間を確保するのは難しくなってきますよね。
特に、結婚して、子どもが誕生して…の家庭では少しの時間を捻りだすのも難しいところ。
日々成長する自分でいたいけど、今の状況を選んだのも自分だから、否定したくない…
とはいえ、ITやAIの技術がかなり進み、時代変化も激しいなか、新しい知識やスキルを取り入れ続けないと将来が厳しいのも事実。
この記事では、実際に日々の仕事や家事・育児をこなして日々を過ごす父親の視点で、諸々のタスクと勉強を両立するコツやマインドセットについて解説します。
この記事を読んで「コレだ！」と気づいたことがあれば、ぜひ取り組んでみてください。
この記事の目次
”働きながら勉強がきつい”のは、あなたのせいじゃない
仕事に家事、育児まで…
いつも追われて「勉強する余裕なんてない」と感じていませんか？でも、その苦しさは努力不足ではありません。
まずは“きつさ”の正体を客観的にひも解き、自己嫌悪のループから抜け出すヒントをつかみましょう。
難しいテーマですが、現状を洗い出すことで、現実的な一歩が踏めるようになります。
働きながらの勉強がきついのはなぜ？
時間が奪われる構造を知る
”きつさ”の根本原因は「自由に使える時間」が物理的に少ないことです。
仕事・家事・育児は隙間なくスケジュールを埋め、可処分時間を圧縮します。
コップに大きな石を先に入れると水がほとんど入らないのと同じで、大きな予定が先に詰まるほど勉強という“水”が入り込む余地はなくなります。
大事な予定を入れるためにも、私たちは優先順位を決めておかなければなりません。
意志力不足ではなく仕組み不足
頑張れないのではなく、頑張れる仕組みがないだけです。
人の意志力は限られており、夜遅くまでの決断疲れが勉強への集中を奪います。
フル充電したスマートフォンも一日中起動していれば夕方には電池が切れるのと同じで、意志力も使い切れば動けなくなります。
意志の力が残っているうちに、如何に勉強に取り組めるか？これを工夫するだけでも前進するでしょう。
他人比較が“きつさ”を増幅させる
同僚やSNSの「勉強している人」と自分を比べるほど、精神的負荷が跳ね上がります。
生活環境が異なる他人の成功パターンをそのまま目標にすると、達成難度が現実とかけ離れるため自己否定を招きます。
短距離走とマラソンが同じトラックを走ってもタイムを競えないのと同じ。土俵が違えば比較は意味を成しません。
比較すべきは過去の自分！SNSなどの通知は全てOFFにしておくことも集中時間捻出のポイントです。
両立のコツは、“削ること”ではなく“守ること”
「時間がないから、何かを削らなきゃ…」そんな発想が、むしろ勉強を遠ざけているかも
実は、“空いた時間にやる”ではいつまでたっても始まらないのです。
このパートでは、「削る」ではなく「守る」視点に切り替えることで、現実的に勉強が続く仕組みをどう作るかを解説します。
お金と似たようなもので、あれば使ってしまうのは時間も同じだと私は考えます。
「削る」ではなく「守る」視点に切り替えるために
「空いた時間にやる」では、永遠にできない
勉強を“余った時間にやる”と決める限り、ほとんどの場合できずに終わります。
生活において本当に何も予定がない時間は非常に稀。空き時間は他の用事や疲労に埋め尽くされやすいためです。
冷蔵庫の中にある余り物だけで栄養バランスの良い料理を作るのが難しいように、「余った時間」だけで質の高い勉強を成立させるのは困難です。
決意や意思が必要なことほど、急にできた空き時間で取り組むの難しいのです（そして、スマホに手を付ける…）。
勉強時間は“先に”確保して“守り切る”
「時間ができたらやる」ではなく、「やる時間を先に決めて確保する」ことが両立の第一歩です。
あらかじめブロックしておけば、他の予定や気分に流されにくく、意識的に習慣化しやすくなります。
飛行機の座席指定のように、先に“この時間は自分の勉強用”と予約しておくと、後から他の予定が割り込めなくなります。
自分にとって優先順位の高い予定は何よりも先に埋める！これが絶対です。
守るべきは時間ではなく「目的」
ただ勉強時間を守るのではなく、「何のために勉強するのか」を意識してこそ、継続の意味が生まれます。
目的が明確であれば、多少のスケジュールのズレにも柔軟に対応でき、手段が目的化することを防げます。
地図があるから迷っても最終目的地にたどり着けるように、学びの“地図”があれば多少ルートが変わっても進み続けられます。
「目的はカッチリと！手段は柔軟に！」ってことだと思います。
忙しくても「耳は空いている」- 音声学習が強い
仕事に家事、育児。目も手もふさがっていると、勉強は無理だと感じるかもしれません。
でも「耳」ならどうでしょう？
実は、どんなに忙しくても“耳は案外ヒマ”なのです。
この章では、音声学習のメリットと、日常生活に無理なく取り入れるための工夫をご紹介します。
音声学習のメリットと工夫
耳のスキマ時間は想像以上に多い
家事・育児・通勤など、耳が自由な時間は日常にたくさんあります。
目や手が使えなくても、音を聴くことにはほとんど支障がないため、意識すれば1日1〜2時間の「耳の自由時間」が見つかることも珍しくありません。
まるでWi-Fiがずっとオンになっているスマホのように、耳も“受信状態”にしておけば、移動や作業中でも情報を受け取り続けられます。
ながら勉強は忙しい人との相性が特に良いと感じます。
オーディオブックなら学びが生活に自然と溶け込む
オーディオブックを活用すれば、わざわざ時間を作らなくても、生活に“学び”を組み込めます。
スマホ1つで再生でき、再生速度の調整や一時停止も簡単。
何かを“やりながら”でも理解が進むよう設計されているサービスが多いため、習慣化しやすいのです。
寝る前に歯を磨くように、音声コンテンツを聴くことも、毎日のルーティンに組み込むことで自然に学びの時間が溜まっていきます。
具体的にオーディオブックがいつ使えるかを知りたい人は下記の記事もどうぞ！
あわせて読みたい
【3分でわかる！】オーディオブックっていつ聞くの？？
骨伝導イヤホンで“家族に気を配りながら”学ぶ
周囲の音や家族に気を配りながら音声学習がしたいのであれば、骨伝導イヤホンの活用がオススメです。
耳をふさがずに音を聞ける構造のため、子どもの声や呼びかけにも即座に反応でき、家族と同じ空間で学習しやすくなるためです。
テレビを「字幕ON」にしておけば周囲の会話も聞き逃さないのと同じように、骨伝導イヤホンなら“音声を聴きつつ、生活音も拾える”環境が実現します。
骨伝導イヤホンの使い勝手が知りたい方は下記の記事もどうぞ。
あわせて読みたい
ながら聴きに最適？Shokz OpenRun（Mini）骨伝導イヤホンを徹底レビュー
続ける人だけが得られる“自信と変化”
勉強を始める理由は人それぞれ。でも、続ける理由は意外と共通しているかもしれません。
それは、「できた！という達成感」だと私は思います。
大きな成果ではなく、小さな積み重ねが、自信や行動の変化を生み出すように思います。
この章では、継続することの心理的メリットと、評価につながる好循環を整理します。
継続のメリットと、評価につながる好循環
「やった自分」が自信を育てる
小さな達成体験が、自信や肯定感の土台になります。
勉強量や内容よりも、「やろうと思ったことを実行した」という事実が自分への信頼につながるからです。
腕立て1回でも毎日続ければ「自分はサボらない人間だ」と思えるように、勉強も“継続した実績”がメンタルを支える力になります。
小さな成功体験を重ねることが、結果的に大きな成果に結びつくのだと思います。
学びが仕事への好循環を生む
勉強で得た知識や習慣は、仕事の質や姿勢にもプラスに作用します。
学ぶことで視野が広がり、発言に説得力が増したり、課題へのアプローチが変わったりするため、周囲の信頼や評価も自然と上がっていきます。
「職場の知識」が実は偏っているのでは？と気づくだけでも”大きな一歩”だと実体験からも思います。
新しいレンズを通して風景を見ると、今まで気づかなかった部分が見えるように、勉強は仕事の“見え方”を変える道具になります。
“頑張る父親”から“前に進み続ける父親”へ
「誰かに勝つための勉強」ではなく、「昨日の自分より前へ進むための学び」にすることが大切です。
他人と競う姿勢は燃え尽きやすく、逆に自己更新を目指す姿勢は無理なく継続でき、家族にも安心感を与えます。
昨日の自分と比べた方が、他人と比べるよりも進捗が客観的にわかりますよね。他者との比較はキリがない…
毎日少しずつ植物に水をやるように、外からはすぐに変化が見えなくても、内側では確実に“根”が育っていきます。
よくある質問とその回答
ここでは「働きながらの勉強がきついから何とかしたい」という人の、よくある質問に答えていきます。
- Q1. 仕事が忙しくて毎日違うスケジュールなんですが、どうやって勉強時間を確保すればいいですか？
-
勉強時間は“毎日同じ時間”でなくてもかまいません。週単位で「この日とこの日は15分だけ確保」と決めるだけでも、意識が変わり行動が安定してきます。
Q
- Q2. 家族に勉強の時間を理解してもらうにはどうしたらいい？
-
「子どもが寝た後に15分だけ」など、生活に支障がない時間帯を選び、目的や期間を共有すると協力してもらいやすくなります。いきなり無理をしないことが大切です。
Q
- Q3. そもそも何を勉強したらいいのかわかりません…
-
まずは“なぜ勉強したいのか”を言語化してみましょう。目的が見えれば、自然と必要なテーマが絞れてきます。目的が曖昧なまま手を出すと挫折しやすくなります。
Q
- Q4. 勉強に集中できないときはどうすれば？
-
短時間でも集中できるよう、「5分だけやってみる」などハードルを下げると効果的です。環境を整えるよりも、行動を始めることで集中力が後からついてくる場合が多いです。
Q
- Q5. 週末にまとめて勉強するのはアリ？
-
もちろんアリですが、平日ゼロにすると再開が億劫になることも。1日1分でも触れることで“習慣の火”を消さずにキープできます。続けることを重視しましょう。
Q
- Q6. 音声学習って、どんな内容でも効果あるの？
-
内容によりますが、概念理解やインプット型の知識習得には非常に向いています。細かい記憶が必要な試験勉強には別の学習法と併用するとバランスが取れます。
Q
- Q7. 家事中に音声を聞くと、内容が頭に入ってこないことがあるんだけど…
-
聴くタイミングや内容によっては集中できないこともあります。そんなときは“繰り返し聴く前提”で気軽に流すのがおすすめです。一度で完璧に覚えようとしなくて大丈夫です。
Q
- Q8. 骨伝導イヤホンって、普通のイヤホンと何が違うの？
-
耳をふさがないので、周囲の音を聞きながら音声も聴けるのが特長です。子どもと一緒にいるときや、家事をしているときでも安全に使いやすい設計です。
あわせて読みたいながら聴きに最適？Shokz OpenRun（Mini）骨伝導イヤホンを徹底レビュー
Q
- Q9. 勉強してることを職場に言うのはアリ？ナシ？
-
状況によりますが、前向きな理由で伝えるならプラスに働くこともあります。ただし“やっている感”のアピールではなく、成果として伝える方が信頼につながりやすいです。
Q
- Q10. モチベーションが下がってきたら、どう立て直せばいい？
-
“続けること自体が目的”になっていないか見直してみてください。最初に抱いた目的や「なぜ始めたか」を思い出すだけでも、原点に立ち返るきっかけになります。
Q
まとめ：削るより、守る。時間も、自分も
働きながら勉強がきついのは、あなたが怠けているからではありません。
家族や仕事を大切にしているからこそ、自由な時間が確保しづらいのです。だからこそ、「削る」より「守る」発想が大切。
勉強時間は“できたらやる”ではなく、“先に決めて守る”ことで続けやすくなります。
さらに、耳は意外と空いているもの。
オーディオブックや骨伝導イヤホンを活用すれば、忙しい日常の中にも学びを差し込めますよ。
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ABOUT ME
育休を2回取得し、現在はフルリモートで働く二児の父です。第一子の誕生をきっかけに「このまま仕事一辺倒でいいのか」と立ち止まり、1年かけて転職。営業職から企画職へとキャリアをシフトし、出社は月1以下、残業も半減しました。子育てと家事に向き合いながらも、自分の時間も大切にしたい。そんな想いで働き方を整え、今も試行錯誤を続けています。
