高級旅館1泊分:”知らない場所”への投資で動いた話(タスクシュート総決算)

サラット
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

有料の勉強会やイベントが気になっている。でも、申し込み画面の前で手が止まる。

「この金額を払うほどの意味があるのか」

「忙しい中で、わざわざ行く必要があるのか」

「行ったところで、自分は何か変われるのか」

そんなふうに考えてしまうことって誰しもありますよね。

私もそうでした。仕事も家庭もあり、自由に使える時間がたくさんあるわけではありません。

それでもある日、夫婦で高級旅館1泊くらいの金額を払って、ある有料イベントに参加しました。

タスクシュート総決算2025というイベントです。

正直に言うと、私はタスクシュートのことをほとんど知りませんでした(苦笑)

知り合いもいない。予習も全然…

そんな状態で、朝から夕方まで濃いインプットと交流の場に飛び込んだのです。

本記事を読めば、有料イベントに参加する価値が、”知識そのもの”だけではないことが分かります。

この記事をかいた人(サラット)

名前 / Name  
サラット 

  • 都内在住の二児(長男4歳・次男1歳)の父
  • 教育業界にて会社員歴14年目
  • 育休を2回取得(1回目:1か月、2回目:6か月)
  • 営業職→企画職へ転職&フルリモート勤務を実現
  • 年間の読書量は50冊以上
  • 詳しいプロフィールは”コチラ”

詳細を知らずに飛び込んだ

最初から強い目的があったわけではありません。

きっかけは、知人からのメッセージ。

ある日貰ったメッセージ

「めちゃくちゃ貴重な機会かも!」

判断材料はこれだけです(笑)

当時の私は、ちょうど自分のUdemy講座(時間術系)のスライド作成に奮闘している時期。

あわせて読みたい
Udemy講座を作った体験談③:スライド作成に1か月半、本業プライドが足かせだった話
Udemy講座を作った体験談③:スライド作成に1か月半、本業プライドが足かせだった話

タスクシュートも時間術の一つだっけか?

ほぼ無知に近い状態でしたが、「何か持ち帰れる(参考になる)かもしれない」ぐらいの感覚で申し込みました。

夫婦で高級旅館1泊くらいの金額に迷った

とはいえ、イベントの参加費は、気軽なランチ代ぐらいで収まりません。

夫婦で高級旅館に1泊できるぐらいの金額。

それを、ほとんど知らないテーマのイベントに払ったわけです。

もちろん、参加を決める前には迷いました。いやホントに。

Youtubeなど無料で学べる情報はたくさんあります。

最近ならAIを使えば、概要くらいはすぐに出てくるでしょう。

それでも、私は申し込みました。

理由を一言で言うなら、「自分の外側にある世界を見たかった」からでした。

普通の会社員として抱えていた違和感

当時の私は、会社員として目の前の仕事には向き合ってきたつもりでした。

営業や企画、数字を見る立場、社内外の調整。

派手ではなくても、十年以上の積み重ねはあります。

ただ、その一方で、どこかに引っかかりもありました。

「本当にこのままでいいのかな…」

忙しい毎日を回していると、この違和感は後回しになります。

進んでいるようで、同じ場所を回っているだけかもしれない…

そんな感覚が、どこかに残っていました。

だからこそ、私は知らない場に行ってみることにしました。

自分の外側にある世界に触れれば、何か分かるかもしれない。

そのくらいの期待を持って、朝早く家を出ました。

会場は東銀座。

朝から人と話し、午前から夕方まで講義やトークセッションを聞き、その後も場所を変えて交流が続きます。

セミナー中のグラフィックレコードがすごい

一日を通して、頭の中にどんどん情報が入ってくる。

ホワイトボードのメモは、気づけばパンパンになっていました。

私のiPadノートの一部(モザイクでごめん)

その時点では、まだ何が自分に残るのか分かっていません。

ただ、普段の休日とはまったく違う密度の時間を過ごしていることだけは、はっきり分かりました。

有料イベントは、明確な答えを取りに行くだけでなく、

自分の外側にある世界を見るためにも使える

会場には自分よりずっと先を走る人たちがいた

イベントで一番強く残ったのは、知識よりも人でした。

そこには、学ぶことに本気の人たちが集まっていました。

同じ会社員でも基準がまったく違った

会社員として成果を出しながら、副業や発信にも取り組む人。

新しいツールや考え方を本業に還元している人。

自分だけのビジネスや発信の形を作ろうとしている人。

話を聞いていると、明らかに日々の時間の使い方が違うのです。

もちろん、私も何もしてこなかったわけではありません。

会社員として十年以上働いて、それなりに大変な場面も経験はしている。

だからこそ、最初はどこかで思っていました。

「自分も、自分なりには積み重ねてきたはずだ」

でも、会場で話を聞いたり、参加者と接したりするうちにその感覚が少し揺らぎます。

そこにいる人たちは、仕事のスキルも、学ぶ姿勢も、情報へのアクセスの仕方も、私が見ていた世界とは段違いに見えました。

私が頑張ってまっすぐ比例的に伸ばしているとしたら、その人たちは曲線を描いて指数関数的に伸ばしている感じ。

一つひとつの学びが、次の学びへ。そして、本業での経験を副業や発信へ。

更に、既に持っているネットワークがまた次の環境を連れてくる。

その回り方、つまり”成長のスピード”が自分よりもずっと速く見えたのです…

正直、しんどかったです。心の底から、上には上がいると感じました。

しかも、遠くの有名人ではなく、同じ会場にいる人です。

勿論、自分と同じように子育て中の会社員もいます。

仕事や日常を抱えながら、それでも学び続けている人がいる。

そういう人たちを目の前にして、とてもじゃありませんが、

「忙しいから仕方ない」

「自分なりには頑張っている」

なんて言葉は口から出しにくくなっていました。

20代前半の若者達の学ぶ姿勢が”まぶしい”

加えて、特に印象に残っているのは、20代前半の若者達との出会いです。

ある方は、名古屋から来ていました。

しかも、話を聞くと、高校生の頃からUdemyで学んでいたと言います。

私はその話を聞いたとき、かなり衝撃を受けました。

高校生の時点で、ビジネススキルや学びに触れようとしている。

そして20代前半の今、けっして安くはない金額のイベントと交通費を払ってココにいる。

その行動力を目の前にして、素直に尊敬しました。

同時に、正直なところ「うらやましい」とも思いました。

自分が20代前半の頃、そこまで学びに向き合っていただろうか。

社会人になってから、そこまで自分の未来に投資していただろうか。

答えは、たぶん違います。

早い段階からそういう選択肢を考えられること。

まだ時間がある時期に、自分の進路を本気で磨こうとしていること。

親であり、会社員として十年以上働いてきた私には、それがとてもまぶしく見えました。

早い段階から学びに向き合っている姿が、本当にすごい。

その時間を、ただ消費するのではなく、未来のために使っていることもすごい。

年齢に関係なく、こういう姿勢には学ぶところしかありません。

だからこそ、顔には出さないようにしましたが、内心落ち込みました。

相手を尊敬したからこそ、自分のこれまでと比べてしまう…

とはいえ、この感情を「自分とは違う人の話」で終わらせるわけにはいきません。

私がそこで受け取ったのは、そこに集まる人たちの熱量でした。

お金を払って学びに来る人たちは、やはり前のめりです。その場にいるだけで、普段の自分の基準が揺さぶられます。

これが、有料イベントの大きな価値だと感じました。

知識だけなら、あとから調べられます。

実際、私もタスクシュートについては、このイベントをきっかけに、書籍で学び直しました。

でも、「この人たちはここまでやっているのか」という体感は、同じ空間に入らないとなかなか得られません。

有料イベントの価値は、情報だけでなく、

学ぶ人たちの基準に直接触れられることにある

他者比較は自分を責めるためだけのものではない

その日、私はかなり比較していました。

自分と、会場にいる人たち。

そして、自分のこれまでと、目の前の人たちの現在を。

落ち込みと一緒に自分の輪郭が見えた

普段なら、他人と比べるのはよくないと言われます。

比べるべきは過去の自分。

そう言われることも多いです。そして、それは正しいと思います。

他人と比べすぎると、苦しい。自分にないものばかりが見えて、嫌になる…

でも、今回の体験で思ったのは、他者比較にも使い方があるということです。

落ち込むためだけの比較ではなく、自分を引き締めるための比較

自分の問題意識をはっきりさせるための比較

そういう比較なら、意味があるのではないかと思うようになりました。

実際、その場にいた私は落ち込みました。

「自分はまだまだだな」と…

でも、それと同時に自分の輪郭も少し見えてきました。

私は、あの場にいた人たちと同じ速さでは走れていません。

若手のうちから今回のイベントのような未来に投資している人と比べれば、スタートも遅い。

それでも、十年以上会社員として働いてきた時間まで無意味と捉えるのも何か違うのでは?

落ち込みながらも、私は「自分が誇れそうな経験って何だろう」と考えるようになりました。

会社員経験も価値にできると気づいた

自分が誇れそうな経験とは何だろう…

私は十年以上、普通の会社員として働いています。

営業や企画の仕事を通じて、お客さんの目線を考えることも多くありました。

広告系の仕事であることも相まって、ターゲットがどう受け取るかを考える癖もついてきたように思います。

それは、圧倒的に尖ったスキルではないかもしれません。

でも、課題解決策を提供するうえで、人がどこでつまずくのかを想像する力にはつながっています。

「普通に会社員として働いてきた経験も、どこかで価値にできるのではないか」

そのうえで私は、会社員として過ごしてきた時間の中で、会社員がどう考え、何に困り、どこで止まるのかを経験してきました。

仮に会社員向けの「何か」を作る側に回ったとき、その目線は一つの武器になるかもしれない。

たとえば、目の前の課題に困っている人にとって、いきなり高度なノウハウが必要とは限りません。

もっと手前の、軽い一歩で救われることもあります。

その一歩を想像する力は、会社員としてお客さんや同僚と向き合ってきた経験が基になる。

そう考えると、会社員として過ごしてきた十年以上も、磨けば光る時間なのかもしれません。

遠回りに見えても、今の自分の判断軸を作ってくれる時間だったのでは?

私はこのイベントに参加して、自分の足りなさを感じました。

と同時に、自分が持っているものも振り返ることができました。

他人と比べたから、自分が小さく見えた。でも、他人と比べたから、自分の立ち位置も見えた。

比較は苦しいものです。ただ、全部を否定しなくてもいいのだと思います。

自分を責める材料にするのではなく、次に何をするかを考える材料にする。

そう考えると、他者比較は少し違って見えてきます。

問題意識は次の行動の原動力へ。

「このままではまずい…。けど、自分にはこういう経験もあるから、ここを伸ばしてみよう!」

そうやって、落ち込みを行動に変えていく。

今回のイベントで起きたのは、まさにそれで、帰る頃には「自分の問題が見えたかも…」という感覚がありました。

他者比較は、自分を責めるためではなく、

次の行動を決めるために使うと意味が変わる

知恵熱が出るほどの刺激が、小さな行動へ

イベントが終わったあと、私はかなり疲れていました。

シラフでここまでヘロヘロになることがあるのか、と思うくらい。

朝から夕方まで、インプットと交流が続きました。

慣れない場所で、慣れないテーマに触れ続けたこともあります。

帰りの電車では、少し気持ち悪くなっていました。

ちょっと吐きそうになるくらい、頭に入りすぎた情報が体にまで来ている感じです(苦笑)

そして、帰宅して家族の声を聞いたときは、かなりほっとしました。

日常に戻ってきた安心感。

学びの場で感じた刺激とは別の、静かな支えのようなものです。

眠れないほど問題意識が残った

だから、その日は疲れているし、早く眠れると思っていました。

ところが、全然眠れませんでした。

知恵熱がとにかく酷い。頭だけがずっと熱を持っている感覚です。

寝てはいたのかもしれません。

でも、頭の中では、その日に入ってきた言葉や人の姿がずっと回っていました。

イベントの内容。会場で出会った人たち。自分が感じた焦り。

これから何をすればいいのか。

そういうものが、ぐるぐると巡っておさまりません。

翌日は、パソコンも叩かず、かなりゆっくり過ごしました。

図書館に本を返しに行くついでに散歩をする。昼寝をする。

そんなふうに、体を休めながら頭を落ち着けていきました。

ただ、熱が引いた後も「また一つ、考え方が変わったかも…」という感覚だけは、自分の中に確かに残っていました。

タスクシュート手帳で日常に持ち帰った

その後、私はイベント会場で購入したタスクシュート手帳を本業で使い始めました。

イベント会場で売っていたタスクシュート手帳

最初は、使い方に戸惑いました。

どこに何を書けばいいのか。

どういう順番で書けばいいのか。

予定と実績をどう扱えばいいのか。

正直、すぐに使いこなせたわけではありません。

ただ、しばらく使ってみると、少しずつ効果が見えてきました。

仕事で何にどれくらい時間を使ったのかが分かる。

見積もりが甘かった会議に気づく。

やろうと思っていた業務に、10分でも15分でも着手できる。

先送りが発生しても、翌日に動くきっかけになる。

実際に使ってみると、思っていたより仕事を進めていたことにも気づきました。

本業中だけこんな感じで使っています

2時間かかると思っていた資料作りが、1時間で終わった。

1時間見込んでいたチェック作業が、20分で終わったこともありました。

その一方で、情報を集めて整理する仕事は、やはり時間がかかる。

そういう自分の見積もりの癖も、手帳の上に出てきました。

ただ「今日は忙しかった」で終わらせるのではなく、何に時間を使い、どこで予定が変わったのかを見られる。

中々興味深い変化です。

これは、イベントに参加したからこそ始まった小さな行動でした。

もちろん、イベントに行っただけで人生が一気に変わったわけではありません。

とはいえ、問題意識が残ったから、試してみる行動が生まれました。

ここが大事だったのだと思います。

「このままではまずい」「少し変えたい」という自分事としての問題意識。

これがないまま、ただ人から勧められたツールを使っても、おそらく続かなかったでしょう。

自分の中に「変えたい」という感覚があったからこそ、手帳をつけるという小さな行動にも意味が出てきたのです。

私にとってのタスクシュート手帳は単なるツールというよりも、あの日に受けた刺激を、日常の仕事に持ち帰るための道具でした。

イベントで見た人たちのように、すぐに大きく変わることはできないかもしれません。

でも、今日のタスクを見積もる。実際にかかった時間を見る。先送りを減らす。

そういう小さな行動なら、今の自分にもできます。

参加前にあった「めちゃくちゃ貴重な機会かも」という言葉は、かなり曖昧でした。

でも、今は分かります。

その「貴重な機会」は、知識だけでなく、自分の基準や問題意識が揺さぶられること。

そして、日常の中で一つ試す行動が生まれること。

そこまで含めて、私にとっての「貴重な機会」だったのではないかと捉えています。

良い学びは、その場で完結せず、

翌日以降の小さな行動として残る。

有料イベントの価値は問題意識を持ち帰れること

今思うと、あの日の一番の収穫は「問題意識」でした。

知識も得ました。タスクシュートという考え方にも触れました。すごい人たちにも会いました。

でも、それ以上に大きかったのは、自分の中に「問い」が残ったことです。

「このままでいいのか」

「自分は何を伸ばしたいのか」

「自分の経験は、誰にどう役立つのか」

こういう「問い」は、普段の生活だけではなかなか生まれません。

もちろん、有料イベントに参加すれば必ず元が取れるわけではありません。

ただ、今の自分の外側に出たいときや、次の行動のきっかけがほしいときには、かなり強い刺激になります。

さらに私の場合、ここでの学びは、当時作っていたUdemy講座にも少しだけ反映できました。

具体的には「先送りを防ぐ切り口」など、有料イベントで勉強したことも自分の講座内にサラッと取り入れております。

定価27,800円→1,500円で購入する
【ChatGPTでタイパを上げる3ステップ】生成AIで残業・タスク過多を解決!断る技術・優先順位・完璧主義の克服コース
【ChatGPTでタイパを上げる3ステップ】生成AIで残業・タスク過多を解決!断る技術・優先順位・完璧主義の克服コース

有料イベントで得られるものは、きれいな答えだけではありません。

むしろ、自分の足りなさに気づいたり、少し苦しくなる「問い」を持ち帰ったりすることもあります。

でも、その問題意識があるから、次の行動が生まれます。

もし今、有料イベントや勉強会に迷っているなら、金額だけで判断しなくてもいいかもしれません。

その場に、自分の知らない世界がありそうか。

自分の基準を揺さぶってくれる人がいそうか。

終わったあとに、何か一つ行動が変わりそうか。

そう考えてみると、参加するかどうかの見え方が少し変わります。

私にとってタスクシュート総決算2025は、自分の足りなさに気づき、自分の経験の価値にも気づき、次の学びへ向かうきっかけになった一日でした。

「このイベントで出会った人たちが見ている景色がみたい」

そんな思いから、私はその後、3月下旬から始まる別のグループコースへ申し込むことになります。

近々、その時の体験談も本ブログで掲載したく思います。

"自分の時間" を取り戻すための実践記録・配信のご案内

"全部中途半端" の渦中にいる父親向けに仕事・家事・育児のどれも削らずに、

"自分の時間" を取り戻すための実践記録を不定期で配信。

メルマガ登録

ABOUT ME
サラット
サラット
ブロガー/会社員
育休を2回取得し、現在はフルリモートで働く二児の父です。第一子の誕生をきっかけに「このまま仕事一辺倒でいいのか」と立ち止まり、1年かけて転職。営業職から企画職へとキャリアをシフトし、出社は月1以下、残業も半減しました。子育てと家事に向き合いながらも、自分の時間も大切にしたい。そんな想いで働き方を整え、今も試行錯誤を続けています。
記事URLをコピーしました